お伊勢さんとカーリングシトーンズ②|伊勢神宮参拝編

【二見輿玉神社の象徴 夫婦岩】
日本人なら、一度は伊勢神宮へ参拝にでかけたほうが良いだろう。伊勢神宮は、日本の皇祖神である天照大御神が祀られている、日本の神社の総本山みたいなものだ。

元来「ゆる〜く、ざっくり」が性分の筆者は、広島への旅行の途中に伊勢神宮へ立ち寄った。カーリングシトーンズと広島グルメについては、次回書くことにする。

二見輿玉神社参拝

伊勢神宮は、周辺の社宮125社を総称して「神宮」と呼ばれている。時間があればその全てを参拝するのが正しいのだろうが、旅人にはそんな時間はない。そのような場合は、
①二見輿玉神社
②外宮
③内宮
を参拝するのが一般的なようだ。

二見輿玉神社は夫婦岩があることで有名で、猿田彦大神が祀られている。元来、伊勢内宮を参拝する前に、二見浦の海水で身を清める禊をする「浜参宮」という習わしがあったことから、伊勢参拝の第一ポイントとされてきた。現在は禊をする人はいないだろうが、一応順序として二見輿玉神社から参拝することにした。

【到着までの様子は↓↓↓】

お伊勢さんとカーリングシトーンズ①|計画編

筆者の旅行は、いつも突然あるいは突発的だ。今回の目的は、広島で行われるカーリングシトーンズのライブ。そして、せっかく広島まで出かけるなら、かねてより行きたいと思っていた伊勢神宮に途中で立ち寄って参拝しようと思ったわけだ。なにしろ、ライブの日にちは決まっている。正月休みも終わり、さらに成人式の連休が終わるあたりを、仕事に影響がないような強行日程で出かけた。

前日夜にバスタ新宿を出発したバスは、朝7:10に伊勢・二見浦バス停に到着した。筆者とパートナーはお酒が好きなため、どうしても車で旅行することができない。だから、都内から二見浦バス停まで来ることができる高速バスはとても有難い。

結局朝まで暖房が効きすぎたバスを降りると、キリッとした冬の朝の寒さが対象的だった。まだ人のいない参道を道なりに歩くと、すぐに伊勢湾が見えてくる。海岸沿いをさらに道なりに歩くと、二見輿玉神社の象徴、夫婦岩が見えてきた。
さすがにここまで来ると人が増えてくる。神社入り口ではアマチュア写真家たちが夫婦岩と朝日を写真に収めようと、何人も三脚を立てていた。

さっそく伊勢最初の参拝。そして参拝後はお決まりの御朱印をいただく。朝早いというのに、すでに社務所には10人ほど並んでいた。

参拝を済ませた後、再び二見浦バス停へ戻る。ここから外宮へ向かうには、JR参宮線で伊勢市駅へ向かうのが一般的なのだろうが、この路線、1時間に1本ほどしか電車が来ない。そこで今回は、三重交通が運行している「伊勢二見鳥羽周遊バスCANばす」という路線バスを利用させてもらうこととした。
ちょうど新春臨時ダイヤのため二見浦から外宮へは運行しておらず、最初に内宮まで直通で向かう。内宮〜外宮間は一日に何本も運行しているので、それを利用するということだ。
二見浦バス停は観光案内所前にあり、そこでバスを待っていると、中から案内所スタッフが丁寧にこのようなバスの利用が便利だというアナウンスまでしてくれた。

では言われたとおり、内宮まで向かおう。

外宮から内宮へ

【外宮正面】
二見浦バス停から内宮までは約20分、意外と近かった。小正月と成人祭ということもあり、内宮へ向かう道路は渋滞していたが、バスは優先道路を運行し渋滞に巻き込まれることなく到着。
内宮へ向かう宇治橋前は、すでに大勢の人で混み合っていた。後で来るにしても、これは参拝まで一苦労ありそうだ。
すぐに外宮へ向かうバスの乗車場所を確認して乗車。ここは違うバス会社がシャトル運行をしていた。バスはすぐに発車し、外宮までやはり30分ほどで到着。第二ポイントの外宮参拝だ。

外宮の正式名称は豊受大神宮。伊勢神宮の2つの正宮のうちの一つとされる、衣食住の守護神だ。バスを降りて人の流れに乗り、外宮へと進む。さすがに外宮正面まで来ると参拝する人であふれていたが、流れ作業のようにスムーズに進んだ。

無事外宮で参拝後、ここでも御朱印をいただく。多くの人が並んでいたが、窓口を多く設けていたので、スムーズに順番待ちは進み、ものの2〜3分で御朱印をいただくことができた。外宮の御朱印は、出雲大社で頂いた御朱印のようにとてもシンプルだ。
そして再びバス停へ。時刻は正午近く、朝7時に二見浦に到着してから約5時間で、目的を2つ果たしたということになる。

再びシャトルバスで内宮へ。ここでかなりお腹が空いてきていた。内宮のバス停に到着してふと反対側を見ると、「一升びん」という看板が目に留まった。事前調査で評判が良いとされていた松阪牛の焼肉の店だ。

一瞬、「先にここで昼食を済ませてしまおうか?」という考えがよぎった。だが、焼肉にはビールがつきもの、アルコールを入れての内宮参拝はいただけない。焼肉の誘惑に負けず、宇治橋を渡ることにした。

外宮同様、内宮もかなりの人出だ。人の流れに沿って進み、やっと正面に到着。階段を登り、念願の伊勢神宮参拝をすることができた。

参拝後、内宮の御朱印受付に向かう。外宮とは違って効率が悪いのと、より多くの人が並んでいたこともあり、御朱印をいただくまで30〜40分位ならんだ。
これでこの度の旅行の目的の一つを果たした。やっと食事だ。




伊勢参拝グルメはやっぱり松阪牛

伊勢のグルメと言ったら、通常はおかげ横丁で伊勢うどん、というのが一般的に知られているものだろう。その他は有名な赤福だ。

朝、二見輿玉神社参拝の後バス停まで戻る途中、朝ごはんを食べていないことに気づいた。昨晩自宅を出る前に簡単な夕食を食べたきりだ。バスに乗る前にどこか食事をするところはないだろうかと探していると、「喫茶のなか」という喫茶店が朝早くからオープンしていた。
店の前に掲げられているメニューを見ると、喫茶店らしいモーニングの他、カレーやうどんもあるらしい。うどんといえば伊勢うどん、おかげ横丁とは違うがまずは伊勢のグルメを堪能してみよう。

中に入ってあらためてメニューをよく見たら、うどんは伊勢うどんの他にカレーうどんがあった。ちょうど体も冷えきっていたので、カレーうどんを注文。

そして出てきたうどんは、やはり伊勢らしく柔らかいコシのないうどんだった。だが、カレールウ自体の旨味とふちゃふちゃなうどんがよくからみ合い、とても美味しかった。

そして昼飯は、内宮参拝後に入った焼肉「一升びん」。本店は夕方からしか営業していないらしいが、ここ内宮店は反対に15:00までの営業だ。


せっかくの松阪牛だ、まずはこの日おすすめのシャトーブリアンからいただくことに。生ビールではもったいないくらいだが、かなり歩いたのでやはりビール。


続いて松阪牛のホルモン。香りが松阪牛だ!


その後は松阪牛の特選カルビ。これでもう十分だ。


すっかり焼肉を堪能した後は、おかげ横丁へ。様々な店が並び、レトロな建物が雰囲気によくあっている。途中で赤福のぜんざいがあったので、焼肉を食べたばかりだが味見してみることに。


伊勢グルメを堪能した後、再びシャトルバスで外宮方面へ。この日の宿は宇治山田駅から徒歩10分弱の、昭和元年創業の星出館だ。ここは夕食を提供していない朝食付き宿泊代がリーズナブルで、なおかつ大正〜昭和のレトロな雰囲気漂う旅館。長旅の憑かれを癒やす畳の部屋は、とても快適だった。

夕食は宇治山田駅前の割烹「大喜」へ。昼に松阪牛を堪能したので、夜は軽めにと思い、地元の魚介を活かした寿司や刺し身を頂いた。この割烹は星出館でも案内していたので、この辺ではその他旅人が利用しやすい食事処はないのだろう。
割烹大喜ホームページ
朝7時から夕方まで、伊勢神宮参拝とグルメで2日目終了。

【つづく】

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