シチリア・アマルフィ・アブルッツォ旅行記2日目|ヴェネチア~ローマ

夏休みを兼ねた個人旅行でありながら、2週間というイタリア長期出張の毎日を綴る2日目。シチリア、アマルフィ、アブルッツォがメインの旅行なので、前日にヴェネチアに到着しながらすぐにローマへと移動だ。
おそらく、ヴェネチアやローマは多くの人が訪れていることだろう。だから、旅行会社としてあれこれ書く必要はないのだが、イタリアでの毎日を綴る旅行記なのでこの日も詳細に書いていくことにした。

【1日目 成田からヴェネチアまでの様子は↓↓↓】

シチリア・アマルフィ・アブルッツォ旅行記1日目|成田~ヴェネチア

毎年出張でイタリアへは出かけているが、添乗員として出かけるとなるとあちこち自分の希望通りに訪れることができない。ある年、添乗の仕事がないので夏休みを兼ねて、今自分が最も見てきたいイタリアを見てこようと計画した。この度の旅行記は、業界以外の一般の人が行くイタリア旅行の参考にはならないかもしれない。だが、旅行のプロの目線で見て、食べて、感じてきた、ガイドブックにはあまり出ていないイタリアを紹介しようと思う。


ヴェネチアの朝


ヴェネチアの夜が明けた。すがすがしいほどの夏の朝だ。窓を開け、バルコニーからヴェネチアの運河を望む。このホテルはロビーがGrand Floor、そして宿泊した部屋はFirst Floorだった。もう少し上の階のほうが全体的によく見えたのかもしれないが、Canal Viewの部屋を用意してもらっただけでも良かったのかもしれない。

まだ朝日が横から照らす時間ではあったが、朝食前に周辺をひと散歩。
出張のたびに各町や村の写真を撮って来るが、鉄道関係の写真が思いのほか少ないので、今回は駅や駅での手続き、列車と車内サービスなどを主に撮影したい。そのため、朝の散歩のうちにヴェネチアの玄関、サンタルチア駅構内を少し撮影。さすがに朝早くでは資料用の写真にはならない。

駅から橋を渡り、迷路のようなヴェネチアを小路を歩く。あまり遠くまでは行かずに、朝食時間に合わせてホテルに戻る。

考えてみれば、機内食からほとんどまともなものを食べていないので、ホテルでの朝食は楽しみだ。宿泊したHotel Principeは4つ星ホテル。イタリアの手配旅行でヴェネチアを入れる際、よく手配するホテルだ。その朝食は、暖かい卵にハムとソーセージ、たっぷりのパンとフレッシュジュースという、スタンダードなアメリカン・ブレックファスト。ラッキーなことに、朝食用レストランには少人数の日本のグループがいただけでがやがやした団体はおらず、静かに朝食をとることが出来た機内食以来の食事に満足してチェックアウトの準備をする。

朝食後、出発時間までのちょっとした時間で再び街並みをぶらぶら。週末ということもあり、路地でマーケットが開かれている。かなりの人出。最近のヴェネチアは韓国からの観光客がずいぶん増えたように見受けられた。

フレッチャルジェントでローマへ

stazione venezia
予約していたローマまでのフレッチャルジェント(ESイタリア)は午後の出発なので、まずはレイルパスのヴァリデートをしておこうと再び駅へ。すると地元の学生の夏休みや週末の人出と重なり、窓口はかなりの列ができていた。レイルパスは最初にヴァリデートをしてもらわないと使うことができないので、時間に余裕をもってしておくことがコツ。

やっと窓口にたどり着き、持っていたレイルパスを見せて「ヴァリデート、プリーズ」の一言でOK。パスポートと照らし合わせて名前を書いてもらい、スタンプを押してもらえば終了だ。

これで余裕ができたのでホテルまで戻り、目の前のレストランでピザとペスカトーレの食事後、やっと駅に向かう。ちなみにヴェネチアもローマも、普通の人が訪れるような観光地へは行かない。普段の仕事で見ていることもあるが、正直言うと歴史的建造物にはさほど興味はない。それよりも、自分がしたいこと、行きたい所へ行くほうが、よっぽど旅らしいと思う。

イタリアの鉄道は基本的に改札がない。乗りたい列車のホームを探したら直接ホームまで行くことができる。検札はすべて車内。電光掲示板でローマ行の列車のホームを確認してホームへ移動、あとは日本の新幹線に乗るのとほぼ同じだ。

frecciargento
レイルパスは発券の都合上1等だったので、座席も1等だった。2等と違うのは車内サービスがあること。とりあえずワゴンを押してきたお姉さんから、旅の始まりにとシャンパンをもらってローマまでくつろぎのひと時。4時間弱の鉄道旅行だ。

移動のためのローマ

ローマ・テルミニ駅に到着後、すぐに予約済みのホテルへ歩いて向かった。スーツケースを引いての移動となると、やはり駅周りのホテルが楽だ。市内観光ツアーなどの発着場所にもなっているHotel Royal Santinaにチェックイン。

royalsantina
ヴェネチア同様、ローマも移動のための中継地で、今回の旅の直接の目的ではない。とはいえ、その日の夕食探しもあるので、またまたぶらぶらと散歩に出た。

ローマはすでに夏。ヴェネチアでは海風で多少涼しかったが、都会は日本と同じように暑かった。バールで一休みしながら近くのレストランを探したが、思ったようなレストランが見つからない。そこで一度ホテルに戻り、PCでローマのレストランを検索してみた。

すると、けっこう日本からの観光客の口コミが検索でヒットする。その中から、Ristorante Anticha Bohemeが値段と味のバランスがよさそうなので、さっそく電話で予約を入れた。ホテルから歩いて10分くらいの場所だ。ここは肉料理が人気のようだが、そんなに食べきれないと思い、前菜とパスタ、メインを2名でシェアした。前菜の鶏の砂肝の炒め物はなかなかの美味。

Anticha Boheme
こうして長い2日目が終了した。
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