旅行会社スタッフが行くイタリア出張記 - 10日目 タリアコッツォ~ペスカーラ

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tagliacozzo
イタリアの最も美しい村々のひとつ タリアコッツォ
2週間の予定の出張もはや10日目、スルモーナのホテルをチェックアウト。イタリアには「イタリアの最も美しい村々」に認定された個性豊かな美しい村が国中にあり、アブルッツォにも訪れたい村がある。そのひとつがタリアコッツォだ。たいていの美しい村々は交通の便が悪く、レンタカーがないと訪れることが出来ない村が多い中、このタリアコッツォには駅があり、鉄道で容易に訪れることが出来る村のひとつである。

イタリアの最も美しい村々の一つ、タリアコッツォ

スルモーナ滞在最終日、タリアコッツォへ日帰りで訪れた。次の宿泊地ペスカーラへの移動があるので、夕方までスルモーナのホテルでスーツケースを預かってもらい、ローマ方向への列車に乗って出発。あいかわらず落書きされたままの列車だ。

タリアコッツォ訪問の詳細はウェブサイト(以下)をご覧いただきたい。
オーダーメイド 中部イタリア アブルッツォ周遊|ローマにほど近い濃いイタリアの魅力を訪ねて
美しい村々にこだわるのには理由がある。イタリアに何度も訪れていながらまだまだ知らない町や村はたくさんあるが、常に新しい魅力ある町、村を紹介しようにも知らないところは数多い。そんな時一つの指針になるのが「イタリアの最も美しい村々」協会だ。歴史的価値があり、無駄に町を開発することなく中世のままの景観や家並みをかたくなに保存している村に、この称号が与えられる。その審査は、一度称号を得ながらその選定条件から外れるとリストから外されてしまうという厳しいもので、それだけにどこを訪れてもけっして”ハズレ”がない。

お客様から「メジャーなところばかりではなく新しく魅力的なところを紹介してほしい」といわれたとき、たとえ自分がその地を訪れていなくてもお客様の期待を裏切ることがないのが美しい村々だ。もし大都市への旅行中に魅力的な小さな村を訪れてみたいと思ったら、この美しい村々のリストから選んでみてほしい。きっと大都市にはない、イタリアらしさを持った素朴な町に出会えることだろう。

ペスカーラ到着

スルモーナを朝出発してタリアコッツォを1日取材したのち、再びスルモーナへ。ペスカーラ行きの列車は夕方以降も何本かあるものの、暗くならないうちにペスカーラに到着したいと思い、預けておいたスーツケースを引き取りにスルモーナのホテルへ。時間があまりないので、歩ける距離だがタクシーを利用した。
フロントでスーツケースを受け取ると、待たせておいたタクシーに積んで再び駅へ戻り、どうにか予定していたペスカーラ行きの列車に間に合った。フロントには昨晩日本語で対応してくれた女性スタッフがいたのだが、十分なお別れの挨拶もせずに出てきてしまったのが多少心残りだった。

スルモーナからペスカーラまでは1.5時間ほど、夏の夕陽が完全に暮れる前に到着した。ペスカーラはアドリア海沿岸の町としては大都市のアブルッツォの玄関口、空港もある。駅についてから徒歩で予約していたホテルへ、約10分ほどで見つけられた。インターネットカフェのような店の2階がホテルになっている。

到着するとその店の前にいたおやじたちが口々に何か言っていた。そのうちの一人が片言の英語を話せるらしく、

「今はホテルのスタッフがいないから、電話をしたほうがいいよ」

「スタッフがいない?」...どういうこと?

いわれるままホテルの入り口に進むと、セキュリティでロックされた鉄の門に紙切れが貼ってあり、そこに電話番号が書いてあった。いわれるままその番号に電話すると、

「もうしわけない、ミスター○○○、10分くらいで行くからちょっと待っていてください」

「...OK...」

その間1階の店の前におかれたテーブルとイスで一休みさせてもらうと、英語を話せるおやじの一人がお決まりの質問。

「どこから来たの?」

「日本です」

「そう、この隣の緑の壁のアパートには日本人の女性が住んでいるよ」

「へえ、そう」

「いいスーツケースだね、クラシックだ」

「...ありがとう...」

その先は会話が続かず待つこと10分、一人の男性がようやく到着、ホテルへと案内してくれた。予約したホテルはB&Bタイプ。必要な時だけスタッフが来るようにしてあるようで、過度に宿泊客のプライバシーを侵害することのない、考えようによっては過ごしやすいホテルだと感じられたのはそのあとすぐです。入口を入るとすぐテーブルのおかれた狭い共有スペース、その奥にはカードキーではいる部屋が並んでいた。このカードキーが入口の鉄の門や、ホテルのガラス戸のセキュリティーを解除するものだということを教わった。

部屋は以外にも小奇麗で、3つ星クラスのホテルとして十分な設備が整っている。部屋の外には小さいながらもテラスがあり、夕涼みにちょうど良いスペースだ。

hotel in pescara

シャワーを浴びて今日の夕食さがしに、町をぶらぶらすることにした。駅前の大通りに近いホテルは海岸沿いまでもすぐの距離、そこまで歩けば何かあるだろうと思ったのだが、ここはリゾート地、レストランはやたら高そうで、なかなかリーズナブルな食事を探すことができない。何度か行ったり来たりしてほとほと疲れたので、テイクアウトのピザ屋でピザを購入してホテルへ戻り、部屋で夕食。ペスカーラは3泊の予定だが、夕食に悩まされそうだ。

pescara

夕暮れのペスカーラ

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