ずぶの素人が、一から見様見真似での盆栽づくりは、なかなか大変な道のりだ。ホームセンターで買ってきて楽しめば良いのに、それでは気がすまない。
発端は、松ぼっくりから種を取り出して植えれば、簡単に盆栽風な小鉢を作れるものだと思ってやってみたことから始まり、今まで失敗(芽が出ない、枯れてしまう)の連続だ。
現在、我が家での唯一の盆栽予備軍とも言うべきは、昨年10月に発芽した蝋梅だけだ。まずはこれを”芽”から”木”にしていくため、発芽から振り返る。
蝋梅・種まき編
まずは種まきから。
我家では土に直接蒔かず、育苗マットで経過を観察している。
種の入手の経緯は、以下記事にて。
蝋梅・発芽編
7粒巻いたうち、2週間で1粒だけ根が出てきた。蝋梅の芽など見たことがなかったから、最初はこれを目だと思っていた。しかし、様子が違う。これは根だ。
育苗マットの中へ根は向かっていかなければならないのに、上に出てしまっている。これでは根が乾いてしまう。
蝋梅・鉢植え編
根だと気づいてから3日放っておいてしまった。根はどんどん伸びている。
やっと、鉢に植え替えてあげた。黒松の時の失敗を教訓に、赤玉土ではなく腐葉土に植えた。
根はしっかり腐葉土の中に伸びているらしい。順調だ。
蝋梅・成長編
種柄をかぶっていた双葉から、ついに種柄が取れた。
2019年暮れ、本場が出始め順調に伸びている。しかし、室内においているためか、どうもヒョロヒョロだ。
年が明けて1ヶ月ちょっと、上に上にしか伸びていなかった芽は、とうとう枝分かれしそうな感じになってきた。一番上の芽先の脇から枝になりそうな、新たな芽が2つ出てきた。
蝋梅は花が咲くまで6〜7年かかるそうだ。
まだ木になっていないこの蝋梅、この調子で盆栽に仕立てあげることはできるのか?完全独学なので、この先どうなるかは全くわからない。
【こんなのもあるよ…】
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