ミニ盆栽初心者の挑戦 21|蝋梅の実生と山採り松の2年目

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2年目の盆栽たち

2020年のゴールデンウィークに山採りした松の苗は、今年2年目を迎えた。

一方、宝登山ロウバイ園で偶然いただいた蝋梅の種は、2019年秋に発芽して以来、なんとか成長し続けている。

今年のゴールデンウィークに、新たに山採りした苗とともに、ミニ盆栽への計画は続く。

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実生の蝋梅

蝋梅

2019年、宝登山で頂いた蝋梅の種は、一粒だけ発芽した。そのことは、「ミニ盆栽初心者の挑戦 9|秩父・寳登山で頂いた蝋梅の種」で紹介した通りだ。

しかし、昨年の夏、順調に成長しているかと思いきや、全ての葉に黒い斑点が出て、夏のうちに落ちてしまった。

それ以来、次に芽が出ることに期待をかけつつ、冬の間も日当たりの良いところで養生させた。そして、ようやく今年の春に新芽が出始めたと思ったら、あっという間に画像の通りにまで成長した。

春先のまだ早い時期に、2本の幹の頂点を剪定して、高さを揃えたことが功をなしたか、それとも蝋梅自体の生命力の賜物か…。

2本の幹がくっつきすぎて狭苦しいので、6月に入ったら、初めての「針金かけ」に試みようと思っている今日この頃である。

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2年目の山採り松とヒマラヤスギ

黒松とヒマラヤスギ

こちらは、2020年ゴールデンウィークに山採りした松(おそらく黒松)とヒマラヤスギ。

ミニ盆栽初心者の挑戦 13|山採りの黒松ともみじが仲間入り」で紹介した、4号と5号だ。特に5号は、当初五葉松と勝手に勘違いしていたヒマラヤスギ。

4号は、先日「ミニ盆栽初心者の挑戦 18|松ぼっくりから生えた黒松の盆栽を作る」でも紹介した、松ぼっくりから生えているように植え替えた黒松。

赤松(3号)も、これと同じように松ぼっくりから生えたようにしようと植え替えたら、残念にも枯れてしまった。

同時期に入手したもみじの苗も、この1年枯れそうになったり生き返ったりの繰り返しで、最終的には枯れてしまった。

つまり、昨年山採りした中で残っているのは、画像の4号と5号だけになる。

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新たな山採り松ともみじ

この失敗をもとに、再度山採りから始めよう。

そう思い、ゴールデンウィーク前の週末に山採りしてきた新しい苗は、もみじが3株と松1株。

山採りもみじ1

【山採りもみじ 1】

山採りもみじ2

【山採りもみじ 2】

山採り松

【山採り松】

例によって、現状ではこの松が黒松か赤松か、判断がつかない。幹の色を見ると赤松のような気もするし、葉の感じは黒松のようでもあるし…。

幸いなことに、どれも幹がしっかりしているので、来年には針金かけができるかもしれない。

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今年は針金かけに挑戦

今はどれも、盆栽予備軍。

世間ではこれらを、盆栽の「素材」というのだろうが、我が家ではあくまで「予備軍」だ。盆(鉢)の上の植栽(栽)だから、これも立派な盆栽ではあるが、ここに手を加えて、美を追求してこそ「盆栽」だろう。

幹がしっかりしてきたものは、針金かけを試み、全体のシルエットを整えるため、余分な葉を落としてスッキリさせることに挑戦してみよう。

松の針金かけは春先がベストなようだが、松ぼっくりの上の黒松は、じっくりと来年まで待つことにするか。

当面の目標は、蝋梅だ。

見事、蝋梅に美しく針金をかけることができたら、またこのブログで報告するつもりだ。

【こんなのもあるよ…】

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