旅行は「足す」より「引いて」計画せよ~勝手に旅行理論

旅行イメージ
旅行は「組み合わせ」だ。

どんな旅行も、航空券、宿泊、観光、食事などの「素材」を組み合わせて出来ている。それをどのように組み合わせるかによって、楽しい旅行となるか、それとも忙しいだけのつまらない旅行になるかが決まる。

旅行を計画するときに、この「組み合わせ」を間違えないようにするにはどうしたら良いだろうか?

最適なフライトは好みの航空会社ではない

マイレージに縛られる旅行ほどつまらないものはない~勝手に旅行理論

あるとき、行きたい国または都市が出来て、たまたま休みも取れそうなので旅行を計画したとする。マイルもだいぶたまったので、特典航空券で、なんて思っていたら、行きたい国または都市へは自分が加入しているマイレージシステムでは特典航空券を用意するのが難しそうだ。そのときあなたはどうするだろう?今回の問題提起は、旅行の本当の目的は何なのかを見失わないための航空券利用法についてだ。

このブログ内「マイレージに縛られる旅行ほどつまらないものはない~勝手に旅行理論(上記記事)」でも説明したように、ちょっと旅行慣れした人は少しでもマイルが貯まるよう、同じ航空会社ばかり利用しようとしがちだ。だが、それによって意外と損をしていることには気づいていないようである。

それは何故か?

答えは、その人は今回のテーマ「組み合わせ」を全く無視しているからに他ならない。

例えば、アメリカ・西海岸への旅行の時に、ヨーロッパ系航空会社を利用する人はあまりいないだろう。一言で言えば、各旅行先には最適なフライトがあるということ、そういうことである。

エールフランスならパリを拠点としたネットワークのように、ヨーロッパ系航空会社のハブ空港は、当然ヨーロッパの、おそらく自国の空港のはずだ。そして、日本からアメリカ・西海岸へ行くのにエールフランスのパリ経由を利用していたら、それこそ時間の無駄だ。

複数国を周遊する旅行でも同じこと、訪問する順序とフライトスケジュールを吟味しながら最適な航空会社を選べば、時間のロスもないし、長旅の時にさほど疲れない。

マイルが貯まらなくても、なじみの航空会社ではなくても、スムーズで効率の良いフライトスケジュールでの旅行なら、得るものは大きなはずだ。

詰め込み過ぎはNG

今回のテーマ「組み合わせ」には、「足す」より「引く」ということも大切だ。

旅行を計画し始めた時、「あれもしよう」「これが食べたい」「あそこには絶対行きたい」など、やたらと希望が膨らむはずである。それを全部計画時に詰め込んでいたら、どうなるか?

旅行にトラブルはつきものだ。ちょっとした遅延や急な運航休止、慣れない土地での体調不良など、思わぬことが起きる。

特に体調不良、筆者自身も過去に経験したことがあるが、乾燥した気候の土地へ行くと、湿った日本の気候と違うため、わりと風邪をひきやすい。そんなときに、日中の予定(現地発着ツアーで行きたかったところを訪問など)を目いっぱい予約していたら、キャンセル料のことが頭をよぎって無理してでも出かけてしまうだろう。体調が思わしくない時に無理して出かけて、楽しいだろうか?

到着してからでも手配が出来そうなものは、無理して出発前にしておく必要はない。ついでに言えば、各滞在地では予備日を設けておくと、トラブルによって予定を予備日に振り替えることが出来る。

頭でっかちな妄想は、一度日程表に書いて整理してみることをお勧めする。

【あわせて読みたい】

間違わない旅行プランの作り方~勝手に旅行理論

「10日間で、絶対にはずせないのはヴェネチアとフィレンツェとローマ。特にローマでは3日必要です。」というイタリア・ハネムーン・プランの依頼の場合、この依頼の最後にある「ローマでは3日必要です」は、ローマに3泊したい、または3日間自由時間が欲しい、のどちらだろうか?このような、一般の旅行客が陥りやすい旅行のプランニングの注意点を少しまとめてみたい。

まとめ

行き先や周遊ルートによって最適なフライトを選び、最低限の宿泊と移動手段を用意したら、あとは旅先でやりたいことをやり、行きたいところへ行く。

筆者が思う理想の旅行のしかたは、頭でっかちな妄想満載の計画から「引いて」計画することだ。
スポンサーリンク

コメント