ゆる~い御朱印めぐり~三峯神社・前編

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三峰神社お守り

旅行の都度、御朱印帳を鞄に入れて、行く先々で御朱印を頂く…、なんとなくの旅行よりも、目的が出来て少し楽しみが増える。

前回、出雲大社への旅行で、ひょんなことから御朱印集めを始めたことを書いたが、今回は秩父・三峯神社編だ。

秩父には何度か訪れている。

しかし、三峯神社のことについてはそれほど知識がなかったので、今まで訪れようとも思っていなかった。それが、なぜここに訪れ、御朱印までいただこうと思い立ったか?それは

あの冬季オリンピックのメダリストが「気」をもらえたといって話題になった白い「氣守」

を入手したかったから。

このお守りのことを書いたらきりがないし、実に多くの人がブログなどで書いているので、三峯神社と「氣守」についてはこちらをご参照あれ。

今回は、前回とはまるで違った、過酷な御朱印めぐりの過程についてである。

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季節外れの雪の日にいただく白いお守り

ご存知の通り、「氣守」は毎月1日だけに頒布される特別なお守りである(執筆当時)。

三峯神社のご神体である、杉の木辺がお守りの中に入っている。さっそく、このお守りを求めて、秩父へ向かった。

この日は天気予報では雨、それも春だというのに季節外れの冬のような気温だった。

朝早くレッドアローに乗り、秩父駅へ。

途中車窓からは、ちらちら降り始めた雪が見えた。ある程度覚悟はしていたものの、道のりは厳しいことが予想された。

事前の調べでは、秩父駅からバスで約1.5時間、しかし、秩父駅に到着すると、朝の8時前にもかかわらず、バス停には長蛇の列が…。みんな考えていることは同じらしい。

そしてバス待ちの列に向けて、バス会社のスタッフがアナウンスを始める。

「本日は道路の混雑が予想されますので、三峯神社到着まで7時間を予想しています」

なんと、それでは数に限りがある「氣守」を頂けないどころか、着くかどうかわからないではないか?

とはいえ、バス会社のスタッフが、おそらく大げさに言っているに違いないと思い、来るバスに大勢が乗り込むのを見送りながら、やっと4~5台目にして乗車することが出来た。

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過酷な三峯神社までの道のり

最初は順調に走っていた。

駅では降っていなかった雪が途中からちらつき始め、それと同時に道が混み始めてきた。

そしてとうとう二瀬ダム(下写真)の手前で渋滞にはまり、バスは全く動かなくなってしまった。すでにバスを降りて、歩き始めている人がいる。

二瀬ダム

こうなることはある程度予測していたので、ハイキングが出来る程度の装備をしてきた。ならば、先陣を切って歩いている人に倣い、バスを降りた。

渋滞の列に沿って、くねくね曲がった道路を歩いていく。少しすると「三峯神社近道」という看板が…、すでに何人かそこに入っていくのだが、それは山を越えてくねくね曲がった道を、ショートカットするという山道だった。

まだ何キロもありそうなので、出来るだけ距離を稼ごうとその山道を進む。途中には「熊注意」の看板もある。

御朱印集め、そして「氣守」入手が、なんで雪が降り続ける山道を登り続けなければならないのか?

目的が少し変わってきた感が否めないまま、ひたすら山道を進んだ。

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