結局日本人が英会話とダイエットに弱い話~ちょっと長い独り言

これはあくまで持論なので、それを踏まえて読んでほしい。

テレビのCMに、英会話とダイエット関連が多いことにお気づきだろうか?ウェブサイトの広告はより顕著で、ダイエットと英会話に関する広告は実に多い。

ブログでアドセンスを始めてから、この事例は余計に目につくようになった。

それはなぜか?

理由は簡単だ。島国に住む日本人は単一民族で、日常他の国の言語を話す必要がない。しかし海外旅行で、ビジネスで、日本を訪れる外国人とのコミュニケーションでどんどん英語を話す機会が増えたため、なんとか英会話をものにしたいと思う。
ダイエットについては、そんなに太っているわけではないのに「痩せている=美しい」という固定概念によって、何とか痩せたいと思う女性が多いらしい。それが「1日たった〇〇分」とか、「1か月分がわずか○○円で」なんていう宣伝文句につられて、「そんなに楽して痩せられるなら…」と思ってしまうのだろう。

しかし、この2つは必ずと言っていいほど長続きしない。新しい方法が出るたびに飛びつくのだが、次第に飽きてしまってやめてしまう。そのうちにまた広告やコマーシャルで新しい方法を見つけると、

「これなら、次に海外旅行に行くときには英語がペラペラだ!」
「これなら痩せてスタイルが良くなる!」

と思ってまた飛びつく。今のところ筆者にダイエットは不要だが、英会話については常々ブラッシュアップしたいと思っている。そのため、もし簡単で安価な英会話習得法があれば、やはりやってみたいと思ってしまう。

だが、このことはビジネスにはとても良いことなのだ。そしてそれは筆者の職業にも関連してくる。

英会話は「教科」ではなく「単なる会話」

英会話学習 イメージ
英会話を例にとって考えてみると、誰もが思い当たる節があるだろう。

とにかく日本人は英会話に弱い。

なぜなら、長い間学校では受験英語しか教えてこなかったから、「会話」に弱いのだ。同時に英語は「教科」であって、つい最近まで「単なる言語=日常会話」としては捉えられてこなかった。

最初から「教科」ではなく「会話」と捉えていたら、日本人の英会話習得はずいぶん変わったかもしれない。

筆者の世代では英語は完全に「教科」であり、ひたすら文法や慣用句を詰め込むことが英語学習だった。そんな世代が手軽に海外旅行に行くようになる。すると今度は英語を「会話」として習得したいと思い、CMや広告の「超~簡単英会話!」とか言った魅力的な宣伝文句に引かれてしまう。

しかし悲しいかな、既に時遅しで、赤ん坊が耳から自然に会話を覚えていくようにはいかない。

永遠の悩みと三日坊主

英会話とダイエットは、日本人のウィークポイントを見事についたビジネスだ。上述の通り、どちらも長続きしない割には、新しい方法や商品に永遠の悩みを解消できる「何か」があると思ってしまうからだ。

そして「長続きしない」ということに、常に英会話とダイエットに関するレッスンや商品が売れ続ける理由がある。

例えば、「完治する薬を販売していたら製薬会社は成り立たない」という話を聞いたことはないだろうか?それはあくまで都市伝説で、けっして真実だとは思わないが、「完結」はビジネスに結びつかないという例えのかもしれない。英会話とダイエットも同様で、完結してしまってはその時点でビジネスは終わってしまう。

「痩せたい!」という永遠の悩みと、三日坊主というだれもが持ち合わせていそうな性格が、英会話とダイエットのビジネスを完結させないから、いつのときも宣伝され続けるのだろうと考える。

英会話と海外旅行

空港 イメージ
筆者は旅行会社を運営している。近年は、インターネットで航空券や海外のホテルを誰でも簡単に手配できるようになった。そうなると旅行会社の存在価値は薄れてしまい、代理店を通さなくても海外旅行を手軽にできると誰もが思ってしまう。

ハワイやグアム、また安近短な韓国や台湾ならそれで十分だろう。しかし、ちょっと複雑な日程の旅行をしたいと思うとき、また身の回りに行ったことがある人がいないような国を訪れる時、やはり旅行会社を利用するのではないだろうか。

海外旅行には最低限英会話が付きまとう。国によっては英語以外の言語も必要かもしれない。だが、世界の標準語である英語さえ身につけていれば、だいたいの旅行は事足りる。そう、当たり前だが英語は世界共通なのだ。しかしその世界共通の英語による会話、英会話に日本人は弱い。

これだけではないが、旅行会社の存在価値はそこにもあると思う。海外の様々な情報を日本語で旅行者に伝え、その情報に対する対価を頂く。ときには必要に応じて添乗員として同行する。通訳とは違うが、海外の常識や気を付けるべきことを日本語で伝えてくれる旅行会社は、今後何十年たってもなくならないだろう。

だから旅行業という職業にあきらめをつけて他の職業に就く人たち、今一度旅行業を見直してみてはいかがだろうか?多くの人に夢を提供できる職業って、そんなにたくさんないと思う。

独り言なのでまとまりがないことはお許しを。
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