SOHOによる旅行会社の作り方11 - 社内Linux化

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Linux Mint 17 MATE

Linux Mint MATEのスクリーンショット

SOHOでは出来るだけコストダウンが必要だ。これまでもコスト削減のため「自分達でできることは自分達で」を実行してきた。会社登記から旅行業登録、決算と確定申告など、通常行政書士や税理士に依頼してすることも、自分達で行ってきた。自分達で行うことはケチケチするというよりも、むしろいろいろなことにチャレンジできるところがおもしろい。そして「次はどこが削減できるか?」を考え、Windowsに頼っている社内環境をLinuxに変えていくことだった。

なぜWindowsからLinuxへ、なのか

ご存知の通りWindowsはMicrosoftがリリースするOSで、PCを購入するとだいたい初期設定でWindowsのOSが入っている。PC代だと思えばいいのかもしれないが、必ず何年かに1度OSのアップグレードが必要になってくる。ちょっと前XPのサービスが終了するということで大騒ぎになったことで覚えている人も多いだろう。

「ここ」なのである

何年かに1度かもしれないが、PC自体は全く問題がないのにOSのサービス終了のためにアップグレードまたは新しいOSを検討しなくてはならない。そしてPC購入時には気にもしなかったOS費用が発生する。会社運営は趣味ではない。出来るだけコストを削減して、収益を確保していくことが必要だ。

そしてLinuxの存在を知ることになる。詳しいことはSEでもないのでわからないが、PCを走らせるおおもとはLinuxらしい。そしてそこからパーソナルユース向けに様々なディストリビューション(OSと同じ意味)が出来たのだが、Windowsと違うのはオープンソフトであるということ。無料で利用出来る点だ。ならば、当社のようなSOHO経営の会社にはピッタリだと思い、早速検討に入った。

ディストリビューション選択

Linuxについては様々な記述があるので、あえてここでは説明をしない。これらの記述をもとにLinux初心者にはどのディストリビューションがいいかを検討した。Linuxを会社で導入するための条件は以下の通り。
  • 業務に支障が出ないこと(Windowsから移行してすぐに使用できる)
  • Windowsライクに使用できる
  • スタッフの誰でも使用できる
なにしろPCが登場してから今まで(一時Macを使用したことはあるが)ずっとWindowsとつきあってきたのだ。使い勝手がガラッと変わってしまっては、本来の業務が出来ない。LinuxはWindowsを意識したディストリビューションが多く、コマンドなど使えなくても何ら問題がない。数多くのディストリビューションの中からPCとの相性を考慮しながら検討した結果、最初に検討したのはUbuntu(ウブントゥ)。
Ubuntu-17.10-ca
上のスクリーンショットがUbuntuだ。Linux初心者向けに、最も人気の高いディストリビューション。推奨環境はWindowsと比べメモリーは半分の1GBで動き、日本語サポートやコミュニティが充実している。そして見た目もさほど変わらない。他にはLinux MintやCent OSなど、環境面ではさほど違いがないものの、日本語サポートの面でUbuntuがダントツだった。まずはこれを使用してみようと思った。

Linux導入の壁

次に、導入に当たり社内でどのような影響があるかを調べた。
まずは試用のPCだ。普段使っているPCにデュアルブート(1台のPCに2つのOSをインストールすること)でインストールすることも考えたが、たまたま調子が悪くてお払い箱になりかけのThinkpad X41があった。ハードディスクの動きがおかしくて新しいPCに変えたのだが、それ以外はまだ利用できる。ただし古いPCなので、推奨環境ぎりぎりではある。

社内環境ではどうか?全てのPCはイントラネットで1台のコピー兼プリンターに接続している。これはリース物件だ。ドライバーはWindowsだが、問題はないのか?リース担当の業者さんに、PCをLinuxに変えていきたい旨を話すと、次期リース更新の時にLinuxにあったドライバーを入れることで解決すると聞いた。ちょうどリース更新の時期も来ていたので、これも難なくクリア。

最後に通常業務で使用する各旅行業専用のサイトについて。航空座席を手配する専用サイトやその他手配に必要なBtoBサイトのほとんどはクリアするのだが、保険業務のサイトだけが引っ掛かった。現在でもWindowsのみ、そしてブラウザーはInternet Explorerのみという状態だ。
考えてみたら日本のほとんどの企業はWindowsで仕事をしている。それを取り巻く環境もWindowsに対応したものばかり。近年地方自治体や学校レベルでOSをLinuxに変えているところが増えてきたが、まだまだ日本はWindows社会である。

しかたなく保険業務のためにWindowsは残しておくとして、さっそく古いThinkpad X41を使ってLinuxに取り組むこととした。

~つづく
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